ホームページのお知らせが止まりがちな地域のお店へ。営業時間、季節の話題、商品、イベント、大切な案内の5つに分ければ、毎回テーマに迷わず情報発信を続けられます。
佐広報・佐藤さん AIとホームページ制作のヒント
この記事でわかること
- お知らせは営業時間、季節、商品、イベント、利用案内の5つに分ける
- イベントは日時・場所・申込方法を先に伝える
- 今週よく聞かれた質問を一つ書くと更新を始めやすい

「お知らせを更新した方がいいとは分かっているけれど、何を書けばいいのか思いつかない」。地域のお店や施設の方から、よく聞く悩みです。
毎回立派な記事を書こうとすると、更新は続きません。結論からいうと、お知らせは日々の小さな変化を、初めて読む人にも分かるように伝える場所です。
店先の看板を季節ごとに整えるように、ホームページにも「いま来る人が知りたいこと」を一つずつ置いていきましょう。この記事では、迷ったときに使える5つの型と、公開前の確認方法を紹介します。
迷ったら「何が変わる・いつからいつまで・お客さまはどうすればよい」の3点を埋めます。毎日新しい話題を作る必要はありません。
変更や質問があったとき、必要な人が行動できる案内を優先しましょう。
1. 営業時間の変更は、いちばん先に知らせます
営業時間や定休日の変更は、短くても優先して出すべきお知らせです。
短いお知らせの基本形
この3点を埋めれば、書き始められます
- 1何が変わる営業時間・商品・予約方法など、今回の要件を一つに絞ります。
- 2いつの案内か開始・終了・通常へ戻る日を、確認できた日付で書きます。
- 3次にすること予約・来店・問い合わせの方法を一つ添えます。
営業時間や定休日の変更は、短くても優先して出すべきお知らせです。臨時休業、祝日の営業、夏季・年末年始の予定などは、来店や電話の前に確認したい情報だからです。
本文には「いつ」「どう変わるか」「通常へ戻る日」を書きます。たとえば「8月13日から15日は休業します。
16日から通常営業です」と伝えれば十分です。Googleマップ、SNS、予約ページにも同じ案内があるかを一緒に確認すると、情報の食い違いを減らせます。
そのまま使えるひな形は「【○月○日の営業時間変更】○月○日は、通常○時〜○時のところ、○時〜○時で営業します。○月○日から通常営業に戻ります。
ご予約済みの方は[確認済みの連絡先]へお問い合わせください」です。○や角括弧は実際の情報に置き換え、不要な一文は外して使います。
日をまたぐ案内や翌年まで残る案内には年も添えます。なお、お知らせを書くだけでGoogleマップの営業時間欄まで変わるわけではありません。
一時的な営業時間の変更には、プロフィールの特別営業時間も確認します。
2. 季節の話題は、店の今を伝える入口になります
季節の話題は、特別な企画がなくても更新しやすい型です。
季節の話題は、特別な企画がなくても更新しやすい型です。新緑の時期の散策、暑い日のおすすめ、収穫の様子、地域行事の準備など、その時期ならではの小さな変化を取り上げます。
大切なのは、雰囲気だけで終わらせないことです。「今週は冷たいドリンクを用意しました」「桜の開花に合わせて営業時間を延長します」のように、読んだ人が次にできることを一つ添えます。
写真を一枚付けるなら、実際の店内や商品、地域の景色など、内容と直接つながるものを選びましょう。写真は自分で用意したものか、掲載してよい範囲を確認できるものを使います。
お客さまの顔や名札、予約表が写っていないかを公開前に見直し、本文と違う商品写真で誤解を招かないようにします。
3. 商品やサービスの紹介は、一つに絞ると伝わります
新商品やサービスの紹介では、伝えたいことを一つに絞るのが結論です。
新商品やサービスの紹介では、伝えたいことを一つに絞るのが結論です。商品名を並べるより、「誰に、どんな場面で役立つか」を一つの例で見せる方が、初めての人にも伝わります。
たとえば「朝に立ち寄る方へ、持ち帰りやすい小さなパンを増やしました」のように、背景と使い方を短く書きます。料金、販売期間、予約が必要かどうかなど、判断に必要な事実は正確に確認してください。
まだ決まっていないことを埋めるために、曖昧な表現を増やさない方が安心です。
4. イベント案内は、日時・場所・申込を先に置きます
イベントのお知らせでは、詳しい思いより先に、日時・場所・参加方法を見つけられるようにします。
イベントのお知らせでは、詳しい思いより先に、日時・場所・参加方法を見つけられるようにします。読者は参加できるかを最初に判断したいからです。
見出しの直後に「日時」「会場」「参加費」「申込方法」を箇条書きで置き、そのあとに内容や楽しみ方を説明すると読みやすくなります。満席、雨天時の扱い、持ち物など、後から質問されやすいことも一度確認しましょう。
公開後に内容が変わった場合は、古いお知らせを残したままにせず、更新日時や変更箇所が分かるように直します。終了後は、冒頭に「このイベントは終了しました」と追記する方法があります。
記録として残す場合も、受付中と誤解されるボタンや案内は見直します。次回の予定が未定なら、前回の日付を次回の案内に見せかけず、未定と分かるようにしましょう。
5. 予約・利用方法の案内は、何度でも整えてよい情報です
予約方法、支払い方法、利用時の注意などは、一度書いたら終わりではありません。
予約方法、支払い方法、利用時の注意などは、一度書いたら終わりではありません。結論は、問い合わせで同じ質問が続く内容ほど、ホームページで見つけやすくしておくことです。
「予約は電話のみです」「当日は10分前までにお越しください」といった案内は、控えめでも役立ちます。文章を直すときは、常連の方ではなく初めての人が読んでも迷わないかを考えてみてください。
よく聞かれる質問は、FAQや固定ページへ育てるきっかけにもなります。
更新を続けるには、見直す日と確認する人を決めます
見直す日を決め、変更は決まった時点で案内します。更新回数を増やすこと自体を目的にしません。
よくある迷わせ方と直し方
公開前に、迷いやすい3か所を直します
「来週はお休み」だけ後から読むと日付が分かりません。 →休業日と再開日を書く○月○日〜○日、○日から通常営業と具体的に。 「詳しくはお問い合わせ」だけ連絡先や受付時間が見つかりません。 →連絡方法まで案内する確認済みの窓口へ進めるか、スマートフォンで確認。 終了後も「申込受付中」参加できると誤解されるおそれがあります。 →受付終了が分かる案内に本文とボタンを見直し、記録と現在の案内を区別。 月初に営業時間、季節の話題、商品・サービス、イベント、利用案内の順に見直すと、題材探しに迷いにくくなります。ただし、臨時休業や予約方法の変更は月初まで待たず、決まった時点で案内します。
見直す日と、新しい記事を出す日は同じでなくても構いません。今日から試す3手は、①今週よく聞かれた質問か変更を一つ選ぶ、②ひな形の3点を埋める、③スマートフォンで公開ページとリンクを確認する、です。
複数人で担当するなら「書く人・確認する人・次に見直す日」を一行のメモに残します。一人で運営している場合も、少し時間を置いて読み返すと抜けに気づきやすくなります。
公開前には、日付・時間・料金・場所が正しいか、予約や問い合わせのリンクが目的の画面へ進むか、写真と本文が一致するかを確かめます。下書きの○や仮の連絡先が残っていないことも確認してください。
公開後は編集画面ではなく実際のページを開き、スマートフォンで文字と画像を見ます。書くことがない月は、変わっていない内容を言い換えて記事を増やすより、古い営業時間や終了した案内が残っていないかを点検します。
Googleも、実質的な変更がないのに新しく見せるためだけに日付を変えることを、見直すべき点に挙げています。更新回数や文字数だけを目標にせず、お客さまの疑問に答えられる内容を優先しましょう。
まとめ:お知らせは、今日の変化を迷わせず伝える場所です
ホームページのお知らせは、特別な発表だけを書く場所ではありません。
ホームページのお知らせは、特別な発表だけを書く場所ではありません。営業時間、季節の話題、商品、イベント、利用案内の5つから一つ選べば、地域のお店でも無理なく続けられます。
まず一つ更新するなら、今週お客さまから聞かれた質問は何でしょうか。その答えを短く書くことから始めると、次のお知らせも見つけやすくなります。
書く内容や更新の順番で迷ったら、現在のお知らせページを一つ用意してnoticaへご相談ください。伝えるべき情報の抜けや重複を整理するところからお手伝いします。